5.17.2009

Pu(t)tu Piring


シンガポールのデザートと聞いて何を連想するだろうか?チェンドル、アイスカチャン、オンデオンデ、ボボチャチャ?私はあまりデザートを食べないのだが(特にアジア系のデザートは甘すぎる)、このマレー系のデザート、プトゥピリンはすこぶる旨い(時にクエトゥトゥとも言われている)。プトゥピリンとは直訳すると小さいソーサーという意味だそうだが、確かに形はディスク状になっている。南インドの米粉とウラッド豆をピューレして発酵した、イドゥリ(Idli)と良く似ている。同じ生地で素麺のようなヌードルをプトゥマヤム(Putu Mayam / Idiappam)という(写真下)。イディアッパムは南インドの料理だ。さてこのプトゥピリンだが、米粉と水で生地を作り、マラッカ特産のグラマラッカ(Gula Melaka)という砂糖を中に詰め、専用容器に入れて蒸す。それを生のココナッツフレークとパンダナスリーフをトッピングして紙でラップして香りを浸透させる。ココナッツと黒糖のハーモニーがたまらない!

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