2.03.2009

Kantong Laksa @ Marine Parade Laksa 加東叻沙

カトンラクサ、別名シンガポールラクサはその名の通り、シンガポールの東に位置する、プラナカンエリアである加東で発祥したラクサ料理のバリエーションの一つである。余談だが兵庫県には加東という町がある事に気がついた。これを機に姉妹協定を結んでは如何だろう?カトンラクサの特徴として、ココナッツ風味のスープは見た目よりあっさりしており、付け合わせのサンバルチリを混ぜる事により、風味とコクが増す。具はシーフードがメインだ:茹でたエビ・フィッシュケーキ(かまぼこのようなもの)、スィーハム(コクルズ=小ぶりの赤貝)だ。カトンラクサは通常、箸わつかずにレンゲだけで食べるのがクラシックだ。麺はレンゲに合わせて細かく切ってあり、スープと麺を同時に食べるのがカトン流。ここは元祖といいながらなぜかオプションで箸が着いてくる。確かに、太めのチョービーフン又はラクサヌードルはスープがあまり絡まない。と同時に箸で食べるとツルツル滑って食べるのに手こずる。ここ40年余の歴史を誇るマリンパレードラクサはお願いすればスィーハムをサーブする直前に乗せてくれる。お店を切り盛りする黄さんは本来スィーハムは乗らないものだと拘っているそうだ。理由はスープの味を台無しにしてしまうから。ちなみにマリンパレードラクサは加東エリアでのラクサブームの火付け役として知られている。なので本当にこのエリアはラクサ屋が多い。

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